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ケイト・メイズ(原作)
オーストラリア生まれ。書店に勤めた後、こどもの本を書きはじめる。友人とこどものやりとりを見たのがきっかけで、原作のアイディアが浮かんだ。
すてきなハーモニーをかなでてくれた著者の3人に、お話をきかせていただきました。
――― できあがった本の中で、とくに気に入っているところはどこでしょう?
うさぎちゃんとママがバナナで会話しているところが大好きです。すごくおもしろいし、ママというものがどうやって幼いこどもと「あそんでいる」のか、すっと理解できるから。
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サラ・アクトン(絵)
イギリス生まれ。わが子に物語を話してきかせたのをきっかけに、本のさし絵や文をかく仕事を志す。オーストラリアに引っ越し後、新人賞を受賞し、デビュー。
すてきなハーモニーをかなでてくれた著者の3人に、お話をきかせていただきました。
――― できあがった本の中で、とくに気に入っているところはどこでしょう?
わたしは、うさぎちゃんが持ってくるものを、「ママぁ、○○~」とその都度いちいち説明するところがおもしろかったですね。バナナのシーンは特にお気に入り。「もしもし~」とバナナの電話であそぶんです! バナナはそのあと、ねんねの歌を歌うのにちょうどいいマイクにもなっちゃうんですよ! それから、本の最後にある、あたたかな添い寝の瞬間を描くのも幸せでした。親子にとって、本をいっしょに読んで、ぎゅっとして眠ることよりもすてきなことなんて、きっとないですよ!
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古藤ゆず(文)
出版社で編集の仕事を経験後、独立。以来、乳幼児向けの絵本の企画、執筆にたずさわっている。翻案を手がけたベルギーの絵本『おさかなちゃん』シリーズは、50万部超えの大ヒットに。3児のママとしても、日々奮闘している。
すてきなハーモニーをかなでてくれた著者の3人に、お話をきかせていただきました。
――― できあがった本の中で、とくに気に入っているところはどこでしょう?
わたしは、寝落ちしてしまうシーンや、ラストのシーンが好きです。眠くなったうさぎちゃんの体温が伝わってきて、まさに「ほわーん…ぽわぽわぽわ」となる感覚が、自分の中によみがえりました。