『感情は、すぐに脳をジャックする』

感情は、すぐに脳をジャックする

ご購入はこちらから

定価　1,650円 (税込)

発売日2021年12月16日

発行Ｇａｋｋｅｎ

判型４６

ページ数264頁

ISBN978-4-05-406843-8

対象

20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳以上

感情は、すぐに脳をジャックする

定価　1,650円 (税込)

発売日2021年12月16日

発行Ｇａｋｋｅｎ

判型４６

ページ数264頁

ISBN978-4-05-406843-8

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★★★感情とはそもそも何なのか。
佐渡島庸平 × 石川善樹 × 羽賀翔一
三者三様の視点で感情の本質を探る！ ★★★

「社会はこれほどまでに感情であふれているのに、
僕らは感情そのものに鈍感である」
まずはこの前提に立つことが、感情を理解するためのスタート地点だったのです。

こうして踏み出したのは、「感情とは」を問い続け、分解していく思考の世界でした。
明確なゴールや答えに辿り着くことはないかもしれませんが、
僕自身は、この旅路の過程そのものを楽しんでいくつもりです。
（本書、１章「僕たちは、こんなにも感情に『鈍感』だ」より）

前半は、佐渡島氏の一人称による感情考察論。
後半は、編集者×予防医学研究者×マンガ家
三者三様の視点で感情を分析・分解していきます。
「恥」「罪」「悲しみ」「絶望・希望」「怒り・イライラ」「誇り」「驚き」「安心」「感謝」
９つの感情をさまざまなエピソードを交えて解説。
■羽賀翔一・特別描き下ろし1ページマンガも収録

「感情を知る」ことは、「自分を知る」ことにつながります。
無自覚の感情を知ることで、世界の見え方が変わります。
【目次】
はじめに　感情を知るということは、自分を知るということ
■第１章　感情を疑う
僕たちは、こんなにも感情に「鈍感」だ
どんな意思決定にも、感情バイアスは働いている
「無自覚の感情」を認知するには
あなたの感情は、あなただけのもの
感情の認知がゆがむと、アウトプットもゆがむ

■第２章　感情の解像度を上げる
メタ認知に最適なプルチックの「感情の輪」
基本感情の先にある、もうひとつの感情とは
感情を「波」として捉えると退屈も最高の時間に変わる
「コト消費」とは感情に対価を払うこと

■第３章　感情を正しく認知する
アウトプットの質を高める認知・受容・選択のサイクル
認知の精度を上げていくには感情の振り返りを習慣にしよう
自分を変容させるには、まず感情を受容することから
感情のどの部分に注目するかで自分が求める選択が見えてくる
あいまいで未知。だから感情の探求は面白い！

■第４章　感情を語り、思考を深める　ネガティブ感情編
恥僕たち、「恥」の意味も知らずに恥ずかしがっていました
罪その罪悪感、本当に必要ですか？
悲しみ悲しみ、避けちゃダメ。受容しよう！
絶望・希望何度絶望しても、最後が希望ならO Kじゃない？
怒り・イライラ「怒り」の裏を覗いたら、大事なものが見えてきた！

■第５章　感情を語り、思考を深める　ポジティブ感情編
誇り「誇り」にすがるか、鼓舞するか。それが問題だ。
驚き世界に驚きを生み出す、「とは」思考でいこう！
安心不安を吹き飛ばせば「安心できる」とはかぎらない。
感謝本気の「感謝」の気持ち、あなたならどう伝える？
「幸せ」とは何か～あとがきにかえて～

佐渡島庸平（著）

２００２年に講談社に入社し、『週刊モーニング』編集部に所属。１２年に退社し、クリエイターのエージェント会社・コルクを創業。現在は『宇宙兄弟』『インベスターＺ』『マチネの終わりに』などを担当。
石川善樹（著）

予防医学研究者。博士（医学）■１９８１年生まれ。東京大学、ハーバード大学公衆衛生大学院修了を経て自治医科大学で博士号を取得。「人がよく生きるとは何か」をテーマに学際的研究を行う。
羽賀翔一（絵）

漫画家。コルクスタジオ所属■１９８６年生まれ。２０１０年、『インチキ君』で第２７回ＭＡＮＧＡ　ＯＰＥＮ奨励賞を受賞。『ケシゴムライフ』でデビュー。『漫画　君たちはどう生きるか』で一躍注目を浴びる。

【目次】