薬師寺寛邦(やくしじ・かんほう)/1979年生まれ。愛媛県今治市出身。今治市にある臨済宗・海禅寺の副住職であり音楽家。2003年、コーラスグループ「キッサコ」を京都で結成。グループ名の由来は「お茶でもどうぞ」の意味を持つ禅語「喫茶去(きっさこ)」から。2013年、修行を終え僧侶になってからは、仏教の教えをわかりやすい日本語に置き換え、懐かしいポップスのメロディーとハーモニーで伝えていくことをコンセプトに、寺院ライブを軸として活動を展開する。2018年からは僧侶ボーカルプロジェクト「薬師寺寛邦 キッサコ」として再始動し、般若心経に声を重ね、さまざまなアレンジを施した、楽曲として聴くアルバム「般若心経」を発売。そのオリジナルバージョンである「般若心経 cho ver.」の動画は、YouTubeをはじめとする世界の動画サイトで8000万回を超える再生数を誇る人気となっている(2022年6月現在)。